2025年大学入学共通テストに新設されるのではと言われている「情報」という科目ですが、パソコンを用いた試験ではなく、他の教科と同じようにマークシートで行われるとのことです。今までのセンター試験同様、各大学で行われる2次試験のための振るい落としの側面も強いため、プログラミングの問題も、ひねった問題や一筋縄ではいかない問題も多く出ることでしょう。もしかすると、プログラミングが得意な子でも、この教科で高得点を取るためには「試験のための勉強」が必要になるのではないかと思います。
ただ、個人的には、プログラミングを含めたパソコン教育は、発想力を重視したものであってほしいと思っています。自分で作ったゲームを他の人に遊んでもらい、楽しんでもらうことで次のプログラミングをする意欲を得るような経験をしてもらいたいです。
今、私どもの教室でも学習していただいている「スクラッチ」には、自分で作ったゲームを世界中の人に遊んでもらえる「共有」という機能があります。また、最近では色々な団体が主催するプログラミングのコンテストが行われており、そういった自分を表現できる場所で物を作ることの「面白さ」や「大変さ」を小学校からの学生のうちに数多く経験することが、将来にとって大変価値があると思います。
今後、大学入学共通テストをはじめとする入学試験も、色々な形のものが増えてくると思います。このマークシートによる試験も見直されることもあるかもしれません。常にアンテナを張りながら、情報収集していくことが新しい受験対策の要になるのではないでしょうか。
岡崎市パソコン教室
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